Handbook for Japanese Studies
伴野文亮・茂木謙之介編『日本学の教科書 Handbook for Japanese Studies』(文学通信)に論文「仏像から考える日本の「宗教」と「美術」」が掲載されました。
本書は、日本学の「方法」と「実践」を提示した、初学者をはじめとした日本学に関心を持つすべての人への「導き」の書です。
【現代日本学は、安易な日本賛美の学問ではなく、「日本」というフィールドの実態を、複眼的視座から構造的に把握する学問でなくてはならない。現代日本学が健全な学問として存立し続けるためにも、現代日本学の実践に従事するすべての人は、国際と学際という2つの「際」に徹底的にこだわり、かつホンモノの資料をもとに研究を立ち上げるという緊張感を、絶えず持ち続けるべきである。現代日本学の挑戦は、はじまったばかりだ。】...おわりに(伴野文亮)より
My article "Japanese 'Religion' and 'Art' Considered from Buddhist Statues" was published in "Handbook for Japanese Studies" edited by Fumiaki Banno and Kennosuke Mogi (Bungaku Tsushin). (it is writtenin Japanese)