Journal of Research Society of Buddhism and Cultural Heritage
論文「「平和の象徴」としての観音像――山崎良順による平和観音像の寄贈活動の事例から」が『佛教文化学会紀要』25号に掲載されました。この論文では、戦後、「平和の象徴」として認識された観音像は宗派を問わず信仰され、特定の仏教教義に縛られることがないため、「平和観音」を寄贈する活動は様々な宗派の仏教者が関わることが可能となり、複数の仏教者による平和活動をつなぐ役割を果たしたことを明らかにしたものです。(71~91頁)
An article, "Kannon as a Symbol of Peace: A Case Study on the Donation of Kannon for Peace by Ryojyun Yamazaki" has been published in the Journal of Research Society of Buddhism and Cultural Heritage, No. 25.